コーヒーの味が毎回違う原因と味ムラをなくす方法

こんにちは!
個人でコーヒー豆を売っているアキです
今回は「コーヒーの味が毎回違う原因と対策」についてお話しします
突然ですが

同じ豆なのに毎回コーヒーの味が違う…
こんなふうに思ったことがありませんか?

考えてみれば不思議ですよね
同じ豆、おおよそ同じ温度の湯を注いでいるのに、毎回同じ味にならないって
コーヒーに味ムラができる原因はいくつかあります
- 味ムラができる原因と対策
この記事を読み終わる頃には、味ムラで困ることはなくなります
それどころか味をコントロールできると、自分好みの味に仕上げられます
また、最後に誰でも簡単に味を安定させる魔法のようなグッズも紹介します
味ムラができる原因と対策
味ムラができる原因は、以下の通りです
- 原因1:粉の粒度が違う
- 原因2:湯の温度・量が毎回違う
- 原因3:豆を常温で保存している

ちなみに、今回は焙煎したコーヒー豆を購入して、自宅で挽いてから飲む人を対象にしています
原因1:粉の粒度が違う
粉の粒度、つまりミルで挽く荒さが毎回異なると味が安定しません
- 細挽き
- 中挽き
- 粗挽き
挽き方が細かい(細挽き)ほど、苦味やコクがでやすいです
抽出時間も短く、濃いめの味わいになります
一方で、粗い(粗挽き)ほど、苦味を抑え、酸味が強調された味わいになります
抽出時間は長くなるものの、味のコントラストがはっきりします
ミルによっては荒さを調整できるので、毎回統一しましょう

私は細挽きが好きなので、電動ミルで限界まで細かくしています
100gだと10秒ぐらいで挽けるため、快適さを重視する人は手動には戻れません!
原因2:湯の温度・量が毎回違う
湯の温度・注ぐ量が毎回違うのも原因かもしれません

皆さんは毎回、湯の温度や量を決めていますか?
私や読者さんの中には、ビクッとした人も多いのではないでしょうか
そのまさかです
注ぐお湯の温度や量によって味はまったく違います
例えば、酸味は溶け出しやすく、苦味は溶け出しにくい特性があります
また、お湯の温度が高いとコーヒー豆から成分が溶け出しやすいです

でも、何℃くらいのお湯を使うのはベストなの?
ホットコーヒーなら「90~95℃」、アイスコーヒーなら「95℃前後」がベストです

アイスコーヒーの方が少し高い温度で抽出すると味わいが増します
また、お湯の量が異なると味の濃淡が変わります
なので、私は計量器の上に乗せて抽出しています
数値的なデータは誰がどんな状況で注いでも統一できるため信用できます
原因3:豆を常温で保存している
コーヒー豆の保存方法によっては、味が落ちます
味のベストは焙煎後2〜10日目!

挽きたてが美味しいんじゃないの?

もちろん挽きたても美味しいですが、2〜3日すると豆のガスが程よく抜けて美味しいと言われています
ただし、30日間は美味しく飲めるのでご安心ください!
また、副業自家焙煎士mkさんのブログで冷凍保存すると味の鮮度が保たれると書いてありました
なので、現在進行形で検証中です
検証結果は今度ブログ記事にしますね!

mkさんのブログはいつも愛読・参考にさせていただいてます
コーヒー豆も買わせていただきましたが、本当に美味しかったです
この場を借りてお礼させてください!
おまけ:味ムラが出ないコーヒードリッパー
味ムラが出にくいコーヒードリッパーがあります
それが「クレバーコーヒードリッパー」です
クレバーは、浸漬法(しんしほう)と呼ばれる技法で抽出するコーヒードリッパーです

浸漬法とは、コーヒー豆をお湯につけて抽出する方法です
つまり、ドリッパーの中でお湯は留まり、その間に抽出します
抽出時間を決めておけば、味ムラがでることもありません
透過法(ポタポタ抽出する)のように注ぐ勢いで味ムラが出ることもなくなります
ちなみに、私も早速注文してみました!
届くのが楽しみです
では、また次回の記事でお会いしましょう